マイクロソフト社より、11月10日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが8件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- Azure
- Azure RTOS
- Azure Sphere
- Microsoft Dynamics
- Microsoft Edge (Chromium-based)
- Microsoft Edge (Chromium-based) in IE Mode
- Microsoft Exchange Server
- Microsoft Office
- Microsoft Office Access
- Microsoft Office Excel
- Microsoft Office SharePoint
- Microsoft Office Word
- Microsoft Windows Codecs Library
- Power BI
- Role: Windows Hyper-V
- Visual Studio
- Visual Studio Code
- Windows Active Directory
- Windows COM
- Windows Core Shell
- Windows Cred SSProvider Protocol
- Windows Cryptographic Services
- Windows Defender
- Windows Desktop Bridge
- Windows Diagnostic Hub
- Windows Fastfat Driver
- Windows Feedback Hub
- Windows Hello
- Windows Installer
- Windows Kernel
- Windows NTFS
- Windows RDP
- Windows Scripting
- Windows Virtual Machine Bus
今回更新したセキュリティアドバイザリ、セキュリティ脆弱性はありません。なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに対応を追加したファミリはありません。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2021 年 11月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 11 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 10 v21H1、v20H2、v2004、v1909 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2022 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core installations (2019, 2016, v20H2, v2004) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft SharePoint | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | リモートでコードが実行される |
緊急 | Microsoft Visual Studio | リモートでコードが実行される |
緊急 | Dynamics 365 | リモートでコードが実行される |
重要 | Power BI Report Server | なりすまし |
重要 | Azure関連ソフトウェア | 特権の昇格 |
緊急 | Microsoft Malware Protection Engine | リモートでコードが実行される |
Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。更新プログラムを適用することで、パソコンのセキュリティを保つことができます。