企業・組織の業務において、パソコンはもはや必要不可欠と言える存在となっている。しかし、さまざまな要因でパソコンのライフサイクルは速まっており、その廃棄に頭を悩ませている企業・組織も少なくないだろう。この記事では、パソコンの安全な廃棄方法について暗号化消去を含め、複数の方法を解説していく。
コロナ禍を経て浸透したリモートワークなど働き方の多様化で、パソコンなどの業務端末の紛失・盗難の危険性が高まっている。インシデント発生によって生じた情報漏えいは、企業・組織に甚大な悪影響を及ぼしかねない。この記事では、パソコンの紛失・盗難で想定されるリスクを踏まえつつ、講じるべき対策を解説する。
iPhoneのWebブラウザーであるSafariには「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能があり、デフォルトでオンになっている。しかし、この機能をオンにする意味を適切に理解しているユーザーは多くないかもしれない。この記事では、「サイト越えトラッキングを防ぐ」とはどういうことか、オフにするとどうなるのかを解説する。
ロボット掃除機には、ユーザーに関わる情報を収集する機能が搭載されている。使用前には、ロボット掃除機の設定を十分に確認し、情報漏えいのリスクを軽減しよう。
連絡先を開示することなく、オンラインサービスを利用する方法について解説する。
企業・組織がインターネットの世界で便利なサービスを提供する際、ユーザーに個人情報の入力を促すことが多いだろう。しかし、こうした情報が仮に流出した場合、企業・組織は信頼を大きく損なうことになりかねない。この記事では、昨今の個人情報流出の事例と、その抑止のための対策について解説する。
BitLockerはWindowsパソコン内蔵のストレージを暗号化することで、盗難・紛失時の情報漏えいリスクを軽減する。管理者権限があれば無効化も可能だが、セキュリティリスクを踏まえ、常に有効にしておくことが推奨される。この記事では、BitLockerを無効化する手順を解説した上で、その他の暗号化の方法についても紹介する。
インターネットを利用する上で今や暗号通信は欠かせない存在だ。Webサイトとのデータ送受信や、無線LANにおいても、盗聴や改ざんを防ぐために、暗号通信は日常的に利用されている。この記事では、暗号技術の基礎や歴史的な変遷に触れた上で、量子コンピューターを含めた今後の技術進展について考察する。
インターネット上で安全にデータを保管・通信するために開発された技術の一つとして知られる、ハッシュ化と暗号化。しかし、その違いを正確に理解することに難しさを感じる人も少なくないのではないだろうか。この記事では、ハッシュ化と暗号化の違いを明らかにした上で、その安全性について解説する。
2020年末に話題となった「PPAP問題」は、ファイル共有のあり方に一石を投じた。テレワークをはじめとした柔軟な働き方が定着しつつある中、社内外を問わずファイル共有はビジネスシーンにおいて頻繁に発生する行為である。そこで今回は、ファイル共有における「保存」、「保管」、「共有」という3つの行動における、セキュリティリスクと対策について解説する。