マイクロソフト社より、9月15日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが4 件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- Azure Open Management Infrastructure
- Azure Sphere
- Dynamics Business Central Control
- Microsoft Accessibility Insights for Android
- Microsoft Edge (Chromium-based)
- Microsoft Edge for Android
- Microsoft MPEG-2 Video Extension
- Microsoft Office
- Microsoft Office Access
- Microsoft Office Excel
- Microsoft Office SharePoint
- Microsoft Office Visio
- Microsoft Office Word
- Microsoft Windows Codecs Library
- Microsoft Windows DNS
- Visual Studio
- Windows Ancillary Function Driver for WinSock
- Windows Authenticode
- Windows Bind Filter Driver
- Windows BitLocker
- Windows Common Log File System Driver
- Windows Event Tracing
- Windows Installer
- Windows Kernel
- Windows Key Storage Provider
- Windows MSHTML Platform
- Windows Print Spooler Components
- Windows Redirected Drive Buffering
- Windows Scripting
- Windows SMB
- Windows Storage
- Windows Subsystem for Linux
- Windows TDX.sys
- Windows Update
- Windows Win32K
- Windows WLAN Auto Config Service
- Windows WLAN Service
新規セキュリティ更新プログラムを公開すると共に、既存の脆弱性情報 3 件の更新を行いました。なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに対応を追加したファミリはありません。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2021 年 9月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 v21H1、v20H2、v2004、v1909 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v20H2、v2004) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア | なりすまし |
重要 | Microsoft Visual Studio関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Dynamics 365 関連のソフトウェア | なりすまし |
緊急 | Microsoft Azure関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。更新プログラムを適用することで、パソコンのセキュリティを保つことができます。