マイクロソフト社より、5月12日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが4件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- .NET Core & Visual Studio
- HTTP.sys
- Internet Explorer
- Microsoft Accessibility Insights for Web
- Microsoft Bluetooth Driver
- Microsoft Dynamics Finance & Operations
- Microsoft Exchange Server
- Microsoft Graphics Component
- Microsoft Office
- Microsoft Office Access
- Microsoft Office Excel
- Microsoft Office SharePoint
- Microsoft Office Word
- Microsoft Windows Codecs Library
- Microsoft Windows IrDA
- Open Source Software
- Role: Hyper-V
- Skype for Business and Microsoft Lync
- Visual Studio
- Visual Studio Code
- Windows Container Isolation FS Filter Driver
- Windows Container Manager Service
- Windows Cryptographic Services
- Windows CSC Service
- Windows Desktop Bridge
- Windows OLE
- Windows Projected File System FS Filter
- Windows RDP Client
- Windows SMB
- Windows SSDP Service
- Windows WalletService
- Windows Wireless Networking
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2021 年 5月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 v20H2、v2004、v1909、v1809、v1803 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v20H2、v2004、v1909) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Internet Explorer 11 | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft .NET関連のソフトウェア | 特権の昇格 |
重要 | Microsoft Dynamics関連のソフトウェア | なりすまし |
重要 | Microsoft Visual Studio関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Lync/Skype for Business | リモートでコードが実行される |
Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。更新プログラムを適用することで、パソコンのセキュリティを保つことができます。