マイクロソフト社より、10月14日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが6件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- Microsoft Windows
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- Microsoft JET Database Engine
- Azure Functions
- Open Source Software
- Microsoft Exchange Server
- Visual Studio
- PowerShellGet
- Microsoft .NET Framework
- Microsoft Dynamics
- Adobe Flash Player
- Microsoft Windows Codecs Library
新規セキュリティ更新プログラムの公開を行うと共に、既存の脆弱性情報3件の更新を行いました。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2020 年 10月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 v2004、v1909、v1903、v1809、v1803、v1709 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v2004、v1909、v1903) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
緊急 | Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | 情報漏えい |
重要 | Microsoft Dynamics 365関連のソフトウェア | 特権の昇格 |
重要 | Microsoft Visual Studio関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft .NET関連のソフトウェア | 情報漏えい |
緊急 | Adobe Flash Player | リモートでコードが実行される |
Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。更新プログラムを適用することで、パソコンのセキュリティを保つことができます。