マイクロソフト社より、1月15日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが5件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- Microsoft Windows
- Internet Explorer
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- ASP.NET Core
- .NET Core
- .NET Framework
- OneDrive for Android
- Microsoft Dynamics
新規セキュリティ更新プログラムの公開を行いました。なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たにWin32/Vatet.A!dha、Win32/Trilark.A!dha、Dopplepaymentに対する定義ファイルが追加されています。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2020 年1月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 v1909、v1903、v1809、v1803、v1709 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v1909、v1903、v1803) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Internet Explorer | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | .NET Framework関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Dynamics 365 Field Service (オンプレミス) | なりすまし |
重要 | Microsoft OneDrive for Android | セキュリティ機能のバイパス |
Microsoft Update もしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。こうすることで、パソコンのセキュリティを保つことができます。