マイクロソフト社より、10月9日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが6件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- Microsoft Windows
- Internet Explorer
- Microsoft Edge(EdgeHTML-based
- ChakraCore
- Microsoft Office、 Microsoft Office ServersおよびWeb Appsc
- SQL Server Management Studio
- Open Source Software
- Microsoft Dynamics 365
- Windows Update Assistant
これ以外に、既存の脆弱性情報6件の更新が行われています。今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たにWin32/Trickbotに対する定義ファイルが追加されています。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2019年10月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 v1903、v1809、v1803、v1709、v1703 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v1903、v1803) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Internet Explorer | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft SharePoint関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | SQL Server Management Studio | 情報漏えい |
重要 | Microsoft Dynamics 365 | なりすまし |
重要 | Open Enclave SDK | 情報漏えい |
緊急 | Azure App Service on Azure Stack | 特権の昇格 |
重要 | Windows Update Assistant | 特権の昇格 |
緊急 | ChakraCore | リモートでコードが実行される |
Microsoft Update もしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。こうすることで、パソコンのセキュリティを保つことができます。