マイクロソフト社より、11月14日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。 今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが 10件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
影響を受けるプログラムを下記に示します。
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Windows
- Microsoft Office、 Microsoft Office ServersおよびWeb Apps
- ChakraCore
- .NET Core
- Skype for Business
- Azure App Service on Azure Stack
- Team Foundation Server
- Microsoft Dynamics 365 (on-premises) version 8
- PowerShell Core
- Microsoft.PowerShell.Archive 1.2.2.0
これ以外に、新規のセキュリティ アドバイザリ2件の公開と、既存のセキュリティアドバイザ理 4件の更新が行われています。今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに対応を追加したファミリはありません。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです
2018 年11月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 v1809、v1803、v1709、v1703、v1607、32 ビット版システム用 Windows 10、x64 ベース システム用 Windows 10 (Edge を除く) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Microsoft Edge | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール (2019、2016、v1803、v1709) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows RT 8.1 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 7 および Windows Server 2008 R2 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2008 | リモートでコードが実行される |
重要 | Internet Explorer | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | 特権の昇格 |
注意 | Skype for Business、Microsoft Lync | サービス拒否 |
警告 | .NET Core | 改ざん |
重要 | PowerShell Core | リモートでコードが実行される |
重要 | Team Foundation Server | なりすまし |
緊急 | Microsoft Dynamics 365 | リモートでコードが実行される |
緊急 | ChakraCore | リモートでコードが実行される |
重要 | Adobe Flash Player | リモートでコードが実行される |
Microsoft Update もしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。こうすることで、パソコンのセキュリティを保つことができます。