MALWARE REPORT

マルウェアレポート | 流行したマルウェア

2015年6月 日本のマルウェアランキング

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2015年6月のマルウェアランキング結果発表
月間レビュー

今月のランキングでトップに立ったのは、突如急増したSWF/Exploit.ExKitというエクスプロイトキットでした。クライアントサイドの脆弱性を標的とし、今回はAdobe Flash Playerに潜む脆弱性が狙われました。

6月のセキュリティニュース
Microsoftは、8件のセキュリティ情報(緊急2件、重要6件)をリリースしました。ユーザーには、リスクを最小限に抑えるために影響を受けるシステムにパッチを適用することが推奨されます。セキュリティ情報の詳細については、こちらをご覧ください。

Adobeは、4件のセキュリティ情報を公開しました。詳細については、こちらをご覧ください。いずれのアップデートも、攻撃者による標的のシステムの乗っ取りを可能にする脆弱性に対応します。 ユーザーには、関連製品を最新バージョンにアップデートする対策が推奨されます。

NowSecureは、Galaxy S6などのSamsung製端末に存在する脆弱性を報告しています。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、特権ユーザーとしてリモートでコードを実行できるようになります。詳細については、こちらをご覧ください。

これに対し、Samsungは各端末の更新機能を介してユーザーにアップデートをリリースしました。Samsungの公式声明はこちらからご覧いただけます。

引き続き、オンライン上では安全な行動を心掛けてください。
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マルウェアランキングトップ10(グラフ)
2015年6月の結果グラフ(日本国内)
マルウェアランキングトップ10
1. SWF/Exploit.ExKit[全体の約5.51%]
SWF/Exploit.ExKitは、ブラウザーなど、クライアントサイドの脆弱性を標的とします。このエクスプロイトは、Adobe Flash Playerに潜む脆弱性を悪用します。
2. Win32/TrojanDownloader.Waski[全体の約2.44%]
このトロイの木馬は、インターネットから別のマルウェアをダウンロードしようとします。
3. Win32/Spy.Zbot[全体の約2.14%]
このトロイの木馬は、パスワードなどの個人情報を盗み出します。バックドアの機能を備えており、リモートからコントロールすることが可能です。
4. JS/TrojanDownloader.Iframe[全体の約1.28%]
このトロイの木馬は、悪意のあるソフトウェアのサイトに誘導する特定のURLにブラウザーをリダイレクトします。プログラムコードは通常、HTMLページに埋め込まれています。
5. HTML/SrcInject[全体の約1.19%]
これは、悪意のあるソフトウェアのサイトに誘導する特定のURLにブラウザーをリダイレクトするプログラムコードの検出名です。プログラムコードは通常、HTMLページに埋め込まれています。
6. Win32/Agent.QKJ[全体の約1.10%]
このトロイの木馬は個人情報を盗み出します。
7. INF/Autorun.Sz[全体の約1.03%]
INF/Autorunは、PCの攻撃手段としてautorun.infファイルを使用するさまざまなマルウェアの総称です。このファイルには、USBフラッシュドライブなどのリムーバブルメディアをWindows PCに挿入したときに自動実行するプログラムについての情報が記述されています。
8. Win32/PSW.OnLineGames[全体の約1.0%]
このトロイの木馬は、個人情報を盗み出してリモートのコンピューターに送信しようとします。
9. Win32/TrojanDownloader.Agent.BEL[全体の約0.87%]
このトロイの木馬は、インターネットから別のマルウェアをダウンロードしようとします。
10. INF/Autorun[全体の約0.76%]
INF/Autorunは、マルウェアによって作成されたautorun.inf設定ファイルの汎用検出名です。
ThreatSense.Netについて

ThreatSense.Netは、世界中のESETソリューションのユーザーからのデータを活用するESETのクラウド型マルウェアデータ収集システムです。このシステムにより、世界中のマルウェアの性質と分布範囲に関するリアルタイムかつ正確な情報をESETのウイルスラボの専門家が常に入手できるようになります。脅威や攻撃経路、パターンの細かい分析を基に、ESETはすべてのヒューリスティックとシグネチャのアップデートをチューニングし、明日の脅威からユーザーを保護します。

ESET社について

1992年に設立されたESETは、個人や企業向けにセキュリティソリューションを提供するグローバルプロバイダーです。業界屈指のプロアクティブなマルウェア検出機能を備えたESETのNOD32アンチウイルスは、Virus Bulletin誌の「VB100アワード」の最多受賞記録を保持しており、1998年に同テストが開始されて以来、In-the-Wildワーム/ウイルス(実際に感染報告があるワームまたはウイルス)を1つ残らず検出しています。

ESETは、スロバキアのブラティスラバに本社を、米国のサンディエゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、チェコ共和国のプラハに事業所を構えているほか、世界160カ国にまたがる広範なパートナーネットワークを形成しています。2008年には、ポーランドのクラクフに研究センターを新たに開設しました。ESETは、ヨーロッパ、中東、アフリカにおいて最も急成長を遂げているテクノロジー企業の1社として、Deloitteの「Technology Fast 500」に選出されました。

この情報は、ThreatSense.net(※)の情報を元に作成しています。

  • ※ ThreatSense.Netは、ESETが新しい脅威を迅速かつ継続的に把握するためのシステムです。ESET製品のオプションで、ThreatSense.Net早期警告システムを有効にした場合、ESET社のウイルスラボで、検出された脅威の情報を収集し、台頭する脅威の検出率の向上等、ESET製品の品質向上に役立てています。
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