今月のランキングでトップに立ったマルウェアはWin32/Agent.QKJです。詳細な解説については、次のURLをご覧ください。
http://virusradar.com/en/Win32_Agent.QKJ/description
Adobeは、2件のセキュリティ情報を公開しました。詳細については、こちらをご覧ください。いずれのアップデートも、攻撃者による標的のシステムの乗っ取りを可能にする脆弱性に対応します。ユーザーには、関連製品を最新バージョンにアップデートする対策が推奨されます。
Lenovoも、複数の特権昇格に関する脆弱性に対応するシステムアップデートを公開しました。攻撃者は、この脆弱性を突いてコマンドを実行します。詳細については、LenovoのWebサイトとセキュリティアドバイザリに関するドキュメントをご覧ください。
Imperva Incapsulaのブログ記事で、乗っ取られたSOHO(スモールオフィス/ホームオフィス)ルーターで作成されたボットネットがDDoS攻撃に使用されていることが報告されました。記事によると、IPに対する攻撃が最も多かった国はタイでした。詳細については、こちらをご覧ください。
引き続き、オンライン上では安全な行動を心掛けてください。
ThreatSense.Netは、世界中のESETソリューションのユーザーからのデータを活用するESETのクラウド型マルウェアデータ収集システムです。このシステムにより、世界中のマルウェアの性質と分布範囲に関するリアルタイムかつ正確な情報をESETのウイルスラボの専門家が常に入手できるようになります。脅威や攻撃経路、パターンの細かい分析を基に、ESETはすべてのヒューリスティックとシグネチャのアップデートをチューニングし、明日の脅威からユーザーを保護します。
1992年に設立されたESETは、個人や企業向けにセキュリティソリューションを提供するグローバルプロバイダーです。業界屈指のプロアクティブなマルウェア検出機能を備えたESETのNOD32アンチウイルスは、Virus Bulletin誌の「VB100アワード」の最多受賞記録を保持しており、1998年に同テストが開始されて以来、In-the-Wildワーム/ウイルス(実際に感染報告があるワームまたはウイルス)を1つ残らず検出しています。
ESETは、スロバキアのブラティスラバに本社を、米国のサンディエゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、チェコ共和国のプラハに事業所を構えているほか、世界160カ国にまたがる広範なパートナーネットワークを形成しています。2008年には、ポーランドのクラクフに研究センターを新たに開設しました。ESETは、ヨーロッパ、中東、アフリカにおいて最も急成長を遂げているテクノロジー企業の1社として、Deloitteの「Technology Fast 500」に選出されました。
この情報は、ThreatSense.net(※)の情報を元に作成しています。
- ※ ThreatSense.Netは、ESETが新しい脅威を迅速かつ継続的に把握するためのシステムです。ESET製品のオプションで、ThreatSense.Net早期警告システムを有効にした場合、ESET社のウイルスラボで、検出された脅威の情報を収集し、台頭する脅威の検出率の向上等、ESET製品の品質向上に役立てています。