8月は、2種類の脅威が注目を集めました。1つ目はWin32/DDoS.Orbiterです。この脅威の詳細な解説については、次のURLをご覧ください。
http://www.virusradar.com/en/Win32_DDoS.Orbiter.A/description
この脅威については、ESETブログでも詳しく取り上げています。
http://www.welivesecurity.com/2013/08/21/orbital-decay-the-dark-side-of-a-popular-file-downloading-tool/
2つ目はSWF/Exploit.Agent.FEと命名された脅威です。細工が施されたShockwaveのコードを使用して、脆弱なFlash Playerを搭載したシステムを攻撃します。
先述のOrbiterに関するブログ以外にも、ESETの研究者は今月、以下のような記事を公開しています。
- The Powerloader 64-bit update based on leaked exploits
http://www.welivesecurity.com/2013/08/27/the-powerloader-64-bit-update-based-on-leaked-exploits/ - Nymaim-obfuscation chronicles
http://www.welivesecurity.com/2013/08/26/nymaim-obfuscation-chronicles/ - Avatar rootkit: the continuing saga
http://www.welivesecurity.com/2013/08/21/avatar-rootkit-the-continuing-saga/ - What do a banking Trojan, Chrome, and a government mail server have in common?
http://www.welivesecurity.com/2013/08/02/banking-trojan-chrome-government-mail-server/
ESETは世界中の脅威を監視し続けており、すべてのユーザーにセキュリティ情報をリアルタイムに提供しています。引き続き、オンライン上では安全な行動を心掛けてください。
- オペレーティングシステムとシステム設定に関する情報
- コンピューターのIPアドレス
ThreatSense.Netは、世界中のESETソリューションのユーザーからのデータを活用するESETのクラウド型マルウェアデータ収集システムです。 このシステムにより、世界中のマルウェアの性質と分布範囲に関するリアルタイムかつ正確な情報をESETのウイルスラボの専門家が常に入手できるようになります。脅威や攻撃経路、パターンの細かい分析を基に、ESETはすべてのヒューリスティックとシグネチャのアップデートをチューニングし、明日の脅威からユーザーを保護します。
1992年に設立されたESETは、個人や企業向けにセキュリティソリューションを提供するグローバルプロバイダーです。業界屈指のプロアクティブなマルウェア検出機能を備えたESETのNOD32アンチウイルスは、Virus Bulletin誌の「VB100アワード」の最多受賞記録を保持しており、1998年に同テストが開始されて以来、In-the-Wildワーム/ウイルス(実際に感染報告があるワームまたはウイルス)を1つ残らず検出しています。
ESETは、スロバキアのブラティスラバに本社を、米国のサンディエゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、チェコ共和国のプラハに事業者を構えているほか、世界160カ国にまたがる広範なパートナーネットワークを形成しています。2008年には、ポーランドのクラクフに研究センターを新たに開設しました。ESETは、ヨーロッパ、中東、アフリカにおいて最も急成長を遂げているテクノロジー企業の1社として、Deloitteの「Technology Fast 500」に選出されました。
この情報は、ThreatSense.net(※)の情報を元に作成しています。
- ※ ThreatSense.Netは、ESETが新しい脅威を迅速かつ継続的に把握するためのシステムです。ESET製品のオプションで、ThreatSense.Net早期警告システムを有効にした場合、ESET社のウイルスラボで、検出された脅威の情報を収集し、台頭する脅威の検出率の向上等、ESET製品の品質向上に役立てています。