マイクロソフト社より、3月13日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが4件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。今回のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性には、CVSS 基本値が9.8 と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性がふくまれていますので、早急に更新プログラムの適用を行ってください。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです。
2024 年 3月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリ | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 11 v23H2, v22H2、v21H2 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 10 v22H2、v21H2 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2022, 23H2 (Server Core installationを含む) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2019、2016 (Server Core installationを含む) | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office | 特権の昇格 |
重要 | Microsoft SharePoint | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft .NET | サービス拒否 |
重要 | Microsoft Visual Studio | 特権の昇格 |
重要 | Microsoft Dynamics 365 | なりすまし |
重要 | Microsoft SQL Server | リモートでコードの実行が可能 |
重要 | Microsoft Azure | リモートでコードが実行される |
重要 | System Center | リモートでコードが実行される |
Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。更新プログラムを適用することで、パソコンのセキュリティを保つことができます。