マイクロソフト社より、5月9日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。
今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが 10件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
なお、影響を受けるプログラムは、Internet Explorer, Edge, Windows, Office製品およびWeb Apps, ChakraCore, Adobe Flash Player, Net Framework, Exchange Server, Host Compute Service Shinです。
また、新規のセキュリティ アドバイザリ2件の公開と、既存のセキュリティ アドバイザリ 2 件、既存の脆弱性情報 5 件の更新が行われています。今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに PowerShell/Xurito、Win32/Adposhel、Win32/CoinMiner に対する定義ファイルが追加されています。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです
2018年5月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリー | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 | Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含む) | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows RT 8.1 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows 7 および Windows Server 2008 R2 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Server 2008 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Internet Explorer | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft SharePoint 関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Exchange Server | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft .NET ソフトウェア | セキュリティ機能のバイパス |
重要 | SDK for Azure IoT | 情報漏えい |
緊急 | ChakraCore | リモートでコードが実行される |
緊急 | Adobe Flash Player | リモートでコードが実行される |
緊急 | Windows Host Compute Service Shim | リモートでコードが実行される |
Microsoft Update もしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。こうすることで、パソコンのセキュリティを保つことができます。