マイクロソフト社より、3月14日 にセキュリティ更新プログラムの情報が公開されました。今回公開されたプログラムではセキュリティ面での深刻度「緊急」のものが 4件含まれています。
今後のこれらの脆弱性を悪用したマルウェアなどによる攻撃に備え、早期にセキュリティ更新プログラムの適用を推奨いたします。
なお、影響を受けるプログラムは、Internet Explorer, Edge, Windows, Office製品およびWeb Apps, Exchange Server, ASP.NET Coreおよび.NET Core, ChakraCore, Adobe Flash Playerです。
また、新規のセキュリティ アドバイザリ1件の公開と、既存のセキュリティ アドバイザリ 1 件の更新が行われています。
【プログラム一覧】
以下の情報は、マイクロソフト社のページからのものです
2018年3月のセキュリティ更新プログラム (月例)
更新プログラムの詳細はマイクロソフト社のページでご確認下さい。
最大深刻度 | 製品ファミリー | 最も大きな影響 |
---|---|---|
緊急 (Edge向けの一部のCVE) |
Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含む) | リモートでコードが実行される |
重要 | Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 | リモートでコードが実行される |
重要 | Windows Server 2012 | リモートでコードが実行される |
重要 | Windows RT 8.1 | リモートでコードが実行される |
重要 | Windows 7 および Windows Server 2008 R2 | リモートでコードが実行される |
重要 | Windows Server 2008 | リモートでコードが実行される |
緊急 | Internet Explorer | リモートでコードが実行される |
重要 | Microsoft Office関連のソフトウェア | リモートでコードが実行される |
重要 | SharePoint Enterprise Server 2016およびProject Server 2013 | 特権の昇格 |
重要 | Exchange Server | 特権の昇格 |
重要 | .NET CoreとASP.NET Core | 特権の昇格 |
緊急 | ChakraCore | リモートでコードが実行される |
緊急 | Adobe Flash Player | リモートでコードが実行される |
Microsoft Update もしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用しましょう。こうすることで、パソコンのセキュリティを保つことができます。