PowerShell/Spy.Keylogger.A

公開日:2017年02月27日

危険度:1

定義名称 PowerShell/Spy.Keylogger.A
シグネチャ検査による結果だった場合 PowerShell/Spy.Keylogger.A
別名 Backdoor:PowerShell/Shaningning.C(Microsoft)
種別 トロイの木馬
アドバンスドヒューリスティック検査による結果だった場合 このオリジナルのトロイを利用した新種、亜種が検出された場合は、「NewHeur_PE」もしくは「PowerShell/Spy.Keylogger.Aの亜種 トロイの木馬」という名称で警告が出ます。
対応時期 バージョン14487(20161122)以降
影響を受けるプラットフォーム Microsoft Windows
概要 このトロイの木馬は、個人情報を盗み出します。PowerShellで記述されています。詳しい活動内容については、下記をご参照ください。

検出した場合の対処方法

常駐監視を行っている各検査プログラムによって検出された場合は、駆除もしくは削除を行ってください。駆除もしくは削除ができない場合は、Windows のシステムの復元により修復しなければならない可能性があります。

対象のファイルが身に覚えのないファイル名の場合は、そのファイル自身がウイルスそのものである可能性が高いので、駆除ではなくすべて削除をしてください。これにより2次感染、3次感染を防げます。また、自分が作成したデータ等に感染していた場合は、駆除が可能な場合もありますが、駆除のボタンが押せない状態もしくは駆除しても失敗する場合は、すでに元のデータの戻せない状態までデータが書き換えられている場合もあります。この場合もすべて削除してください。

解説での表記(用語)について

以下の説明文では、環境変数を利用して各ファイルやディレクトリへのパスを表記しています。

例:
%windir% : Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリのパス(インストール時の設定により異なる場合があります)。
%system% : %windir% のサブディレクトリである"System"や"System32"のパス。
%malwarefilepath% : マルウェアプログラムまでのパス。
%malwarefilename% : マルウェアプログラムまでのファイル名。

その他に関しては、以下のページも参考にしてください。
Microsoft Malware Protection Center - Malware help
Common Folder variables

解説

侵入(インストレーション)について

このトロイの木馬は、実行時に次のファイルを作成する場合があります。

%temp%\%malwarefilename% (PowerShell/Spy.Keylogger.A trojan)
%temp%\persist.vbs

次のレジストリーエントリーを設定する場合があります。

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
"Update" = "%temp%\persist.vbs"

これにより、システムが起動するたびに実行されるようになります。

情報の取得

このトロイの木馬は、ユーザーのキー入力内容を記録する機能を備えています。

収集された情報は次のファイルに保存されます。

%temp%\key.log

収集した情報をリモートのコンピューターに送信しようとします。

通信にはHTTPプロトコル、SMTPプロトコル、DNSプロトコルが使用されます。

その他の情報

このトロイの木馬は、リモートのコンピューターもしくはインターネットからデータや命令を受け取ります。

このマルウェアの設定は、その実行ファイルが実行されたときに、コマンドラインのパラメータとして渡されます。

次を実行します。

一定期間、自身を停止する
収集した情報を送信する