キヤノンITソリューションズ：NOD32 アンチウイルス：Win32/Tvido.B


最新ウイルス定義ファイルバージョン : 12381 (2015/10/09 17:02)

最新ウイルス情報 : Win32/Tvido.B	公開日：2007年12月12日
このウイルスに関する危険度 :■■■□□

定義名称	Win32/Tvido.B
別名	Virus.Win32.Tvido.a (Kaspersky), W32.Tvido.A (Symantec), W32/Tvido virus (McAfee)
種別	ウイルス
シグネチャ検査による結果だった場合	Win32/Mabezat.A
アドバンスドヒューリスティック検査による結果だった場合	このオリジナルのウイルスを利用した新種、亜種が検出された場合は、「NewHeur_PE」もしくは「Win32/Tvido ウイルスの亜種」という名称で警告が出ます。
影響受けるプラットフォーム	Microsoft Windows
概要	Win32/Tvido.B ウイルスは、ポリモーフィック型でファイルに感染します。

検出した場合の対処方法

常駐監視を行っているAMON、IMON、DMON、EMONによって検出された場合は、駆除もしくは削除を行ってください。駆除もしくは削除ができない場合は、Windows のシステムの復元により修復しなければならない可能性があります。

解説での表記(用語)について

以下の説明文では、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリを%windir% と表記しており、インストール時の設定により異なる場合があります。%windir% のサブディレクトリである"System"や"System32"は %system% と表記しています。

解説

■侵入(インストレーション)について

Win32/Tvido.B ウイルスが実行されると、実行ファイルに感染を試みます。ウイルスは、ローカルドライブおよびネットワークドライブ上の次の拡張子のファイルを検索します。

.exe

ウイルスは、ファイルに対して悪意のあるコードが含まれる新しいセクションを追加して感染します。
ホストファイルは、元々のコードが実行される前に優先してウイルスが実行できるよう修正されます。

ウイルスは、システムドライブに保存されているファイルに影響を与えることを避けます。

■その他の情報

ウイルスは、感染した実行ファイルのヘッダに次の文字列を挿入します。

Virus WeeD v1.1 Made in Belarus!

この目印となるものは、ファイルがすでに感染しているかどうかを確認するために用いられます。