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ウイルス情報  
最新ウイルス定義ファイルバージョン : 12381
(2015/10/09 17:02)

最新ウイルス情報 : Win32/Botgor.B
公開日:2009年3月26日
このウイルスに関する危険度 :■■■□□

定義名称 Win32/Botgor.B
シグネチャ検査による結果だった場合 Win32/Botgor.B
種別 ウイルス
別名 Worm.Win32.Burn.a (Kaspersky), Backdoor:Win32/Botgor.B (Microsoft)
アドバンスドヒューリスティック検査による結果だった場合 このオリジナルのトロイを利用した新種、亜種が検出された場合は、「NewHeur_PE」もしくは「Win32/Botgor ウイルスの亜種」という名称で警告が出ます。
影響を受けるプラットフォーム Microsoft Windows
概要 Win32/Botgor.Bは、ファイル感染型のウイルスです。このウイルスは、ある特定のインターネットサイトに対して、人工的にトラフィックを生成するように設計されています。詳しい活動内容については、解説欄をご参照ください。

検出した場合の対処方法

常駐監視を行っている各検査プログラムによって検出された場合は、駆除もしくは削除を行ってください。駆除もしくは削除ができない場合は、Windows のシステムの復元により修復しなければならない可能性があります。

対象のファイルが身に覚えのないファイル名の場合は、そのファイル自身がウイルスそのものである可能性が高いので、駆除ではなくすべて削除をしてください。これにより2次感染、3次感染を防げます。また、自分が作成したデータなどに感染していた場合は、駆除が可能な場合もありますが、駆除のボタンが押せない状態もしくは駆除しても失敗する場合は、すでに元のデータの戻せない状態までデータが書き換えられている場合もあります。この場合もすべて削除してください。(検出したファイル自身がウイルスそのものである場合は、削除を行ってください)

駆除もしくは削除後、再起動すると再び同じウイルスによって活動が発生する場合は、システムをセーフモードで起動し、検査および駆除・削除を実施してください。

解説での表記(用語)について

以下の説明文では、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリを%windir% と表記しており、インストール時の設定により異なる場合があります。%windir% のサブディレクトリである"System"や"System32"は %system% と表記しています。

解説

■侵入(インストレーション)について

ウイルスが実行されると、次の場所に自分自身をコピーします。

%windir%\system\bot1.exe

ウイルスは、システムが開始されるごとに実行できるよう、次のレジストリを登録します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon]

"Userinit" = "%system%\userinit.exe,%windir%\system\bot1.exe"

次のレジストリが登録されます。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\BN1]

"G" = "%variable1%"
"AN" = "%variable2%"
"UA" = "%variable3%"
"UA_" = "%variable4%"

%variable1-4%は、可変の文字列が入ります。





■実行ファイルへの感染方法

Win32/Botgor.B ウイルスは、ファイル感染型のウイルスです。

このウイルスは、次の拡張子を持つ実行ファイルを探します。

.exe

感染したファイルは、次のフォルダに保存されます。

%program files%

以下のファイルに感染します。

%windir%\system32\cleanmgr.exe
%windir%\system32\dxdiag.exe
%windir%\system32\msconfig.exe
%windir%\system32\regedit.exe
%windir%\system32\sol.exe
%windir%\system32\spider.exe
%windir%\system32\taskmgr.exe
%windir%\system32\sndrec32.exe
%windir%\system32\mspaint.exe
%windir%\system32\write.exe
%windir%\system32\notepad.exe
%windir%\system32\calc.exe

感染したファイルが実行されると、元の実行ファイルが再構成されます。



■その他の情報

ウイルスは、リモートコンピュータもしくはインターネットからデータや命令が送られます。

このウイルスは、ある特定のインターネットサイトに対して、人工的にトラフィックを生成するように設計されています。

このウイルスは、サイトのアクセスカウンターを増加させるために、バナー広告をクリックするようなHTTPリクエストを送信します。

このウイルスは、以下のメッセージを表示します。





このウイルスは、インターネットからファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルは %windir% フォルダに次の名前を使って保存されます。

bot1_update.exe

ウイルスは、%windir%\bot1_update.exe を %windir%\system\bot1.exe としてコピーする場合があります。

このウイルスは、3つのURLを含んでいます。

次の情報を取得します。

・マルウェアのバージョン情報
・標準のインターネットブラウザーの情報

このウイルスはリモートホストにHTTPプロトコルを使用して情報を送信します。
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