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ウイルス情報  
最新ウイルス定義ファイルバージョン : 12381
(2015/10/09 17:02)

最新ウイルス情報 : Win32/Bacalid
公開日:2006年10月17日
このウイルスに関する危険度 :■■□□□

定義名称 Win32/Bacalid
※このメッセージはシグネチャ検査による結果の場合に表示する名称です。
種別 ウイルス
対応定義ファイル バージョン 1.1767
影響受けるプラットフォーム Microsoft Windows
概要 Win32/Bacalidは、ポリモーフィック型感染ファイルです。詳しい活動内容については、解説欄をご参照ください。

 

検出した場合の対処方法

対象のファイルが身に覚えのないファイル名の場合は、そのファイル自身がウイルスそのものである可能性が高いので、駆除ではなくすべて削除をしてください。これにより2次感染、3次感染を防げます。また、自分が作成したデータ等に感染していた場合は、駆除が可能な場合もありますが、駆除のボタンが押せない状態もしくは駆除しても失敗する場合は、すでに元のデータの戻せない状態までデータが書き換えられている場合もあります。この場合もすべて削除してください。

解説での表記(用語)について

以下の説明文では、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリを%windir% と表記しており、インストール時の設定により異なる場合があります。%windir% のサブディレクトリである"System"や"System32"は %system% と表記しています。

解説

■侵入(インストレーション)について

DLLファイルは、%temp% フォルダにドロップされます。そのファイル名は、次のうちの1つです。

  
  • vcab.dll
  • vgod.dll

このプログラムサイズはおよそ30KBで、ライブラリはすべてのプロセスに対してインジェクトし、かつロードされます。

ウイルスは、システム上で使われるコードページについて調べます。それが936(簡体中国語)に設定されている場合は、ウイルスは活動をやめて、制御可能なホストに手渡します。

ウイルスのインスタンスが実行されていることを確認すべく、イベントオブジェクトを作ります。その名前は次の内の1つです。

  
  • WINGOOD
  • WINXPGOD

ウイルスは、ローカルとネットワークドライブで見つかるファイルと同様に、Explorer.exe によってアクセスされる実行可能形式を感染させます。

ウイルスは、URLのリストを含んでおり、アドレスよりいくつかのファイルをダウンロードしようとします。ファイルは、その後実行されます。

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