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ウイルス情報  
最新ウイルス定義ファイルバージョン : 12381
(2015/10/09 17:02)

最新ウイルス情報 : Win32/AutoRun.VB.RT
公開日:2013年3月27日
このウイルスに関する危険度 :■■■□□

定義名称 Win32/AutoRun.VB.RT
シグネチャ検査による結果だった場合 Win32/AutoRun.VB.RT
別名 Trojan.Win32.Monder.dksy(Kaspersky)、TrojanDropper:Win32/Vobfus.D(Microsoft)、Trojan.Dropper(Symantec)
種別 ワーム
アドバンスドヒューリスティック検査による結果だった場合 このオリジナルのトロイを利用した新種、亜種が検出された場合は、「NewHeur_PE」もしくは「Win32/AutoRun.VB.RT ワームの亜種」という名称で警告が出ます。
対応時期 バージョン5319(20120822)以降
影響を受けるプラットフォーム Microsoft Windows
概要 このワームは、共有フォルダーとリムーバブルメディアを介して感染を広げます。通常は別のマルウェアの一部です。7-Zip SFXを使用して実行ファイルが圧縮されています。詳しい活動内容については、解説欄をご参照ください。

検出した場合の対処方法

常駐監視を行っている各検査プログラムによって検出された場合は、駆除もしくは削除を行ってください。駆除もしくは削除ができない場合は、Windowsのシステムの復元により修復しなければならない可能性があります。

対象のファイルが身に覚えのないファイル名の場合は、そのファイル自身がウイルスそのものである可能性が高いので、駆除ではなくすべて削除をしてください。これにより2次感染、3次感染を防げます。また、自分が作成したデータ等に感染していた場合は、駆除が可能な場合もありますが、駆除のボタンが押せない状態もしくは駆除しても失敗する場合は、すでに元のデータの戻せない状態までデータが書き換えられている場合もあります。この場合もすべて削除してください。

解説での表記(用語)について

以下の説明文では、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリを%windir%と表記しており、インストール時の設定により異なる場合があります。%windir%のサブディレクトリである"System"や"System32"は%system%と表記しています。
%drive%には、任意のドライブ名が入ります。
%existingfolder%は、既存ディレクトリを表記しています。

解説


■侵入(インストレーション)について
このワームは、実行時に次のファイルを作成します。

%profile%\a.exe (138240 B, Win32/AutoRun.VB.RT)
%profile%\1x.exe (73728 B, Win32/Videspra.AE)
%profile%\2x.exe (121856 B, Win32/TrojanDownloader.FakeAlert.AQI)
%profile%\3x.exe (79872 B, Win32/Olmarik.UL)
%profile%\4x.exe (73728 B, Win32/Cimag.CN)
%profile%\%variable%.exe (138240 B, Win32/AutoRun.VB.RT)


これらのファイルを実行します。

システムが起動するたびに実行されるよう、次のレジストリーエントリーを登録します。

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
"%variable%" = "%profile%\%variable%.exe"


%variable%には可変の文字列が入ります。

次のレジストリーエントリーを登録します。

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced]
"ShowSuperHidden" = 0


■感染について
このワームは、自身のコピーをリムーバブルドライブまたはリモートドライブに作成する場合があります。

次のファイルを作成します。

%drive%\%originalmalwarefilename%.exe (138240 B, Win32/AutoRun.VB.RT)
%drive%\%originalmalwarefilename%x.exe (138240 B, Win32/AutoRun.VB.RT)
%drive%\x.exe (138240 B, Win32/AutoRun.VB.RT)
%drive%\zzz.dll (10752 B, Win32/AutoRun.VB.RU)


次のファイルを同じフォルダー内に作成します。

autorun.inf


このAUTORUN.INFファイルには、マルウェアの実行ファイルへのパスが記述されています。

これにより、感染メディアがコンピューターに挿入されるたびにワームが実行されるようになります。

次のファイルを作成します。

%drive%\New Folder.lnk
%drive%\Passwords.lnk
%drive%\Documents.lnk
%drive%\Pictures.lnk
%drive%\Music.lnk
%drive%\Video.lnk
%drive%\%existingfolder%.lnk


いずれもこのワームのファイルへのショートカットです。

作成されるファイルの名前には、既存のファイル名またはフォルダー名が利用される場合があります。

次のファイルを作成します。

%drive%\%variable%.lnk (161 B, LNK/Exploit.CVE-2010-2568)


利用するのはCVE-2010-2568の脆弱性です。

%variable%には可変の文字列が入ります。

■その他の情報
このワームは、リモートのコンピューターもしくはインターネットからデータや命令を受け取ります。

さまざまなURLを生成します。通信にはHTTPプロトコルが使用されます。

次を実行します。

リモートのコンピューターもしくはインターネットからファイルをダウンロードする
実行ファイルを実行する


次のWindows APIをフックして、入力データやメッセージを横取りします。

TerminateProcess (kernel32.dll)
TerminateThread (kernel32.dll)


パスに次の文字列のいずれかが含まれているプロセスは避けます。

alg.exe
csrss.exe
firefox.exe
lsass.exe
services.exe
smss.exes
spoolsv.exe
svchost.exe
winlogon.exe
explorer.exe




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