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ウイルス情報  
最新ウイルス定義ファイルバージョン : 12381
(2015/10/09 17:02)

最新ウイルス情報 : Win32/Agent.NAH
公開日:2008年12月18日
このウイルスに関する危険度 :■■■□□

定義名称 Win32/Agent.NAH
シグネチャ検査による結果だった場合 Win32/Agent.NAH ウイルス
種別 ウイルス
別名 W32/W.B(F-Secure), Generic.dx(McAfee)
アドバンスドヒューリスティック検査による結果だった場合 このオリジナルのウイルスを利用した亜種が検出された場合は、「NewHeur_PE」もしくは「Win32/Agent ウイルスの亜種」という名称で警告が出ます。
影響を受けるプラットフォーム Microsoft Windows
概要 Win32/Agent.NAH ウイルスは、ファイル感染を目的としたウイルスです。詳しい活動内容については、解説欄をご参照ください。

検出した場合の対処方法

常駐監視を行っている各検査プログラムによって検出された場合は、駆除もしくは削除を行ってください。駆除もしくは削除ができない場合は、Windows のシステムの復元により修復しなければならない可能性があります。

対象のファイルが身に覚えのないファイル名の場合は、そのファイル自身がウイルスそのものである可能性が高いので、駆除ではなくすべて削除をしてください。これにより2次感染、3次感染を防げます。また、自分が作成したデータ等に感染していた場合は、駆除が可能な場合もありますが、駆除のボタンが押せない状態もしくは駆除しても失敗する場合は、すでに元のデータの戻せない状態までデータが書き換えられている場合もあります。この場合もすべて削除してください。(検出したファイル自身がウイルスそのものである場合は、削除を行ってください)

駆除もしくは削除後、再起動すると再び同じウイルスによって活動が発生する場合は、システムをセーフモードで起動し、検査および駆除・削除を実施してください。

解説での表記(用語)について

以下の説明文では、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリを%windir% と表記しており、インストール時の設定により異なる場合があります。
%windir% のサブディレクトリである"System"や"System32"は %system% と表記しています。

解説

■侵入(インストレーション)について

Win32/Agent.NAH ウイルスが実行されると、次のフォルダを作成します。

%system_drive%\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft
\MsDirect\

このフォルダに次のファイルをドロップします。

msdirect.dll(77824 B)
msdirect.exe(172544 B)
mskernel.sys(6272 B)


さらに、%windir% フォルダに次のファイルをドロップします。

_setup.exe


次のファイルは、カレントディレクトリにドロップされます。

flower.jpg(112624 B)
ダイアログ


ウイルスは、自分自身を次の名前を使用してシステムサービスに登録します。

COM+


ウイルスは、次のプロセスに含まれる msdirect.dll ライブラリを読み込んでインジェクトします。

%windir%\explorer.exe
firefox.exe
iexplore.exe
myie.exe
netscape.exe
opera.exe

 

■実行ファイルへの感染について

ウイルスは、次の拡張子をもつ実行可能なファイルを探します。

.exe

見つかったファイルは、ウイルスのコードを新しいセクションに追加して感染されます。ホストファイルは元のコードが実行される前にウイルスが実行できるよう修正されます。このとき挿入されるコードのサイズは240KBあります。

 

■情報の盗難について

ウイルスは、キーボードから入力に対してログを取ります。データは次のファイル名で保存されます。

msoffice.log

ウイルスは、SMTPプロトコルを使って、リモート先へ情報を送信します。

 

■その他の情報

ウイルスは、次のファイルを作成します。

app log.log
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