最新ウイルス情報 : Win32/AdWare.iBryte.R	公開日：2014年4月4日
このウイルスに関する危険度 :■■■□□

定義名称 Win32/AdWare.iBryte.R シグネチャ検査による結果だった場合 Win32/AdWare.iBryte.R 種別 アドウェア、リスクウェア アドバンスドヒューリスティック検査による結果だった場合 このオリジナルのトロイを利用した新種、亜種が検出された場合は、「NewHeur_PE」もしくは「Win32/AdWare.iBryte.R アドウェアの亜種またはリスクウェアの亜種」という名称で警告が出ます。 対応時期 バージョン9462（20140224）以降 影響を受けるプラットフォーム Microsoft Windows 概要 これは、迷惑広告の配信を目的とするアドウェアアプリケーションです。詳しい活動内容については、解説欄をご参照ください。

検出した場合の対処方法 常駐監視を行っている各検査プログラムによって検出された場合は、駆除もしくは削除を行ってください。駆除もしくは削除ができない場合は、Windows のシステムの復元により修復しなければならない可能性があります。 対象のファイルが身に覚えのないファイル名の場合は、そのファイル自身がウイルスそのものである可能性が高いので、駆除ではなくすべて削除をしてください。これにより2次感染、3次感染を防げます。また、自分が作成したデータ等に感染していた場合は、駆除が可能な場合もありますが、駆除のボタンが押せない状態もしくは駆除しても失敗する場合は、すでに元のデータの戻せない状態までデータが書き換えられている場合もあります。この場合もすべて削除してください。 解説での表記(用語)について 以下の説明文では、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたディレクトリを%windir% と表記しており、インストール時の設定により異なる場合があります。%windir% のサブディレクトリである"System"や"System32"は %system% と表記しています。 %temp%はWindowsオペレーティングシステムのテンポラリディレクトリを表記しています。 解説 ■侵入(インストレーション)について このアドウェアは、自身のコピーを作成しません。 ■情報の取得 このアドウェアは、次の情報を収集します。 Microsoft .NET Frameworkのバージョン オペレーティングシステムとシステム設定に関する情報 収集した情報をリモートのコンピューターに送信しようとします。 ■その他の情報 このアドウェアは、インターネットから設定データをダウンロードします。 広告を表示する場合があります。 複数のURLを保持しています。 インターネットからファイルをダウンロードしようとします。通信にはHTTPプロトコルが使用されます。 ダウンロードしたファイルを次の場所に保存します。 %temp%\FLVPlayer.exe このファイルを実行します。 デバッガ内で実行されている場合は、直ちに自身を終了します。 次のファイルを作成する場合があります。 %temp%\lock.temp