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検出した場合の対処方法 |
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主にメール受信中(POP3経由)に受け取ろうとしたメールに対して検出されますので、受け取ったメールは削除してください。
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フィッシング詐欺について |
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フィッシング(魚釣りと発音は同じ)は、パスワードやクレジットカードなどの個人情報を不正に取得しようとする攻撃です。
最も一般的なフィッシングは、有名な大手銀行を装い、偽のウェブサイトへアクセスさせるように促します。
メッセージのテキストは、要請された行動を行わせるために、もし指示に従わない場合はサービスを中断させるなど、ユーザーを急き立てたり、脅すような内容が書かれています。
メールの内容は、本物に見えるような内容になっています。
通常、メールの受信者を本物そっくりにできた偽のウェブサイトへ誘導するURLリンクが、メールに書かれています。この偽サイトは、住所や氏名、口座番号やクレジット番号などを入力させ、個人情報を不正に取得するために利用されます。
実際に偽者として利用された米国Ebay(インターネットショッピング)やPaypal社(オンライン決済)などの正規の企業は、未承諾のメールでユーザー名やパスワードを求めることは決してありません。
フィッシングメールのURLリンクは正当に見えますが、表面化では別のサイトに向けられています。
インターネットバンキングや他のオンラインサービスにアクセスする際には、常に新しいブラウザを開き、アドレスバーに正しいアドレスを入力してください。
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解説 |
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ユーザーを偽のウェブサイトへ誘導し、個人データを不正に取得するべく「ソーシャルエンジニアリング」技術を利用します。それは、電子メールの形でユーザーに届きます。
犯人グループによって送信された電子メールを受け取っても、リンク先をクリック、あるいは添付ファイルを見ても(インターネットへのアクセスが発生しない限り)、有害ではなありません。
■電子メール経由の拡散について
「フィッシング詐欺」は、犯人グループによって、大量のメールを送信します。このメールが届くと受信することになりますが、これらのメール自身(トロイ)は、システム上に何らかのプログラムをインストールすることはなく、メール自身が増殖や拡散、分散させることは現在のところありません。
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予防措置 |
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- 個人的な情報を要求されるような電子メールは、常に注意してください。
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- 電子メール上にある関連するURLリンクを直接クリックしないでください。
ご使用のブラウザに関連するリンクのコピーおよび貼り付けをしないでください。
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- 新しいブラウザウインドウを開いて、会社の正しいアドレスを入力してください。
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- 疑わしい要請が来て、問い合わせをする場合は、正規会社のカスタマセンター等へ連絡し、そのメールが本物であることを確認してください。
そのメールに書かれている場合は、その連絡先へ問合せをしないでください。
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- 電子メールを利用して機密情報を送らないでください。
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- 正規(合法的な)会社は、何の確認や承諾もなく電子メールで重要なデータを送るような依頼をしません。
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