導入事例(学校法人 慶應義塾)

スキャン中の動作が目に見えて改善教育・研究活動の自由度と堅牢なセキュリティを両立できるように

概要

「独立自尊」「実学」「半学半教」といった創立者・福澤諭吉の志と理念を継承し、1858年の開塾以来、現在に至るまで幾多の人材を輩出してきた慶應義塾。慶應義塾は、個人の能力や適性を自らが発見し成長させるための機会を提供し、それぞれにふさわしい形で実践させるという目的をもって、幼稚舎(小学校)から大学・大学院に至るまでの一貫教育を行っている。慶應義塾では、学校全体のセキュリティ対策として、2012年4月からESET Smart Security、ESETNOD32アンチウイルス、ESET Cybersecurity(以下、まとめてESETと記載)を導入。それにより、教育・研究活動の自由度を保ちながら、セキュリティを高めることができるようになった。ユーザーからは、スキャン中のパソコンの動作が目に見えて改善されたと評価されている。

インフォメーションテクノロジーセンター(ITC)本部
課長 金子康樹氏

事例のポイント

お客さまが実現できたこと

  • 1.定時スキャン時のパソコンの動作も軽快で、他の作業を妨げることがなくなった
  • 2.設定ファイルを利用することで環境ごとに一括設定ができ、円滑な導入ができた。
  • 3.運用の負担を軽減しつつ、利用状況の把握と細やかなユーザー対応ができるようになった。

お客さまのご要望

  • 1.ユーザーが使いたいと感じるセキュリティソフトを導入したい。
  • 2.それぞれの環境に応じた柔軟な設定をしながらベストのセキュリティ対策を行いたい。
  • 3.ソフトウェアライセンスの運用方針にあった円滑な運用を実現したい。

導入前の課題と背景

教育機関でセキュリティ対策が必要な理由を教えてください。

「慶應義塾では、5万人を超える教職員や学生がパソコンを利用できる環境を提供しています。各パソコンはネットワークでつながっているため、自分の利用しているパソコンがウイルスに感染すると、他の人にも迷惑をかけてしまう可能性があります。自己防衛を怠ったがために、加害者にもなってしまうのがウイルスの恐い点です。しかし、セキュリティを高めればそれで済むという単純な問題ではありません。例えば、研究のためにP2Pソフトを利用する教員もおり、ネットワークの自由度をある程度確保する必要もあります。教育機関という性質上、教育・研究活動の自由度を阻害しないようにしつつ、セキュリティを確保することが求められています。その条件に加え、セキュリティベンダーではないインフォメーションテクノロジーセンター(以下、ITC)で対応可能な内容は限られているため、効率的な運用が可能なセキュリティソフトを導入する必要がありました」

導入の必然性

どのような基準で、セキュリティソフトを選定されましたか。

「製品の選定にあたっては、動作が軽快であること、ライセンスの提供形態、サポート内容、対応するOSの種類、価格などをはじめ、ITCにおけるソフトウェアライセンス運用方針への適応性を50以上の項目にわたって、複数の製品で比較・検討しました。また、実際に研究室やパソコン室など、さまざまな環境で検証し、導入に必要な対応をまとめました。その中で、ESETは総合点数が非常に高く、セキュリティと自由な教育・研究活動の両立を図ることができると考え、ESETを導入することにしました」

ESETのどのような点を評価いただいたのでしょうか。

「ESETは軽快で、スキャン中も動作が重くなることはありません。しかも、設定項目が多岐にわたり柔軟な設定が可能で、緩やかな制限が必要な研究室など、例外的な利用環境が多くある教育機関には最適でした。また、ライセンスをユーザー毎に発行できるため、ソフト利用を通じてユーザーにコンプライアンス遵守の重要性を理解してもらうメリットもありました。
キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)のサポート内容も評価できました。詳細は後述しますが、エンドユーザーからの問合せに直接対応していただけることはユーザーにもメリットがあり、双方にとって効率的な運用が実現可能と判断しました」

運用の工夫

導入に際しては、どのような工夫をされましたか。

「スムーズに導入できるようにするため、検証期間を長く設定してもらいました。塾内ではさまざまな利用環境があり、主に学生や教員が利用するパソコン室や、職員が利用する業務用パソコン、個々のポリシーで端末環境を構築している研究室等についても検証の機会を提供しました」

インフォメーションテクノロジーセンター(ITC)本部
宮本靖生氏

運用上、どのような工夫をされていますか。

「学校には学生、教員、職員といった多くのユーザーがおり、またキャンパスや研究室等によっても環境が異なるため、同じルールやポリシーを適用するのは難しいのが実情です。
そこで、職員用のパソコンにはその環境にあった独自のポリシーやセキュリティを設定したり、教員にはセキュリティ対策を施したパソコンを貸与するか、各自でセキュリティソフトを導入できるようライセンスを提供したりしています。また、学生についても教員と同様のサービスを提供しています。
効果的なセキュリティソフトでも、ユーザーが使わなければ意味がないため、問題が生じたり、不明な点があったりした場合はすぐに問い合わせできる体制作りを検討していました。実際、ITCでも問い合わせには対応していますが、製品について専門的な知識や対応のノウハウを蓄積されているキヤノンITSにサポートを依頼することで、ユーザーが、より迅速に、的確に問題を解決できる環境を提供しています。キヤノンITSからは定期的に問い合わせ内容についてフィードバックしてもらい、よくある問い合わせや利用状況の実態把握、製品の最新情報提供による運用への反映、啓蒙活動などに活かしています」

取り組みの成果

ESETの導入効果を教えてください。

「スキャン時のパソコンの動きは目に見えて改善されました。定時スキャン中でも軽快にアプリケーションが動作するので、他の作業に支障を及ぼさなくなったと、ユーザーからコメントをいただく機会がありました。以前は、スキャンや定義ファイルのアップデート時に動作が重たくなり、セキュリティソフトを一時停止したいという相談もありましたが、今はそのようなこともありません。十分に検証可能な期間を提供していただいたことで、導入もスムーズに進み、大きなトラブルもなく、順調に運用ができています。ITCでは学生や教職員といった個人が取得したライセンスをリアルタイムで把握していますが、導入以降、1万ライセンスを超える提供数に対して、ITCへの問い合わせは数件程度です」

キヤノンITSのサポートはいかがでしたか。

「導入前の検証中から、細やかなサポートを受けることができました。検証中に、ESETと一部競合するソフトがあり問題が発生した際も、迅速に解決策が提供されました。おかげで、検証終了時には問題を解決でき、スムーズな導入を実現できました。ほかにも細かな内容を含め数多く問い合わせをしましたが、その都度、的確な回答が迅速に提供されました。これらの対応から、ユーザーが直接問い合わせしても満足のいくサポートが提供されると感じることができました」

将来の展望

今後の取り組みとESETに対する期待についてお聞かせください。

「スマートフォンやタブレットなど、利用されるデバイスが多様化してきています。将来的には、それらも含んだ総合的なセキュリティ対策をとり、堅牢さと使いやすさを両立させた高度なセキュリティ環境を、さらに整備していきたいと考えています。
ESETは以前からコアなユーザーが使っているというイメージがありますが、より多くのユーザーが満足できる製品に進化してきていると思います。今後も、ユーザーが何を求めているのか、意見や要望を製品に反映させることも必要だと思いますが、あっと驚かせるような進化を遂げてほしいと思います」

お客さまの声

「他のセキュリティソフトはもう使えないと好評」

「慶應義塾では、自由な教育・研究活動を行うことができる環境を確保しつつ、セキュリティを高めるという2つの命題を両立させることが要求されていました。ユーザーの立場を考えた場合は、これに加えて、使いやすさも必要です。さまざまな環境で検証を繰り返した結果、ESETが最も条件を満たしていたので、導入を決定しました。『一度使うと、他のセキュリティソフトはもう使えない』とユーザーからは好評です。また、運用しやすいソフトで、管理者としての負担も軽く、大変助かっています」

活用イメージ

堅牢なセキュリティ環境を軽快な動作で実現

教職員・学生が5万人を超える慶應義塾では、堅牢なセキュリティ対策と教育・研究活動の自由度を両立させるため、ESETシリーズを3万ライセンス導入。その軽快な動作は、ユーザーからの評判もよく、一度使うと他のセキュリティソフトを使えないと好評である。

お客さまプロファイル

法人名 慶應義塾
URL
住所 東京都港区三田2-15-45
創立 1858年
教職員数 5842名(2012年3月1日現在)
学生数 40920名(2012年5月1日現在)

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